2020年08月10日
自分にもしものことがあったとき、遺族は遺品整理をはじめ、様々な手続きを行わなくてはいけません。遺族に少しでも負担をかけないためには、できる範囲で準備を整えておくことが大切です。最近では、50代など若い世代も終活を始める人が増えていると言われています。
これから終活を始める予定なら、家族や親しい人へメッセージを残すのはもちろん、自分の葬儀はどのようにしてほしいのかなど、必要なことをノートに書き残しておくとよいでしょう。また、預金や加入している保険、自分が亡くなった後に必要な手続きがある場合は、具体的に書いておけば、遺族が戸惑う心配がありません。
もしもデジタルサービスやSNSを利用しているなら、ログインIDやパスワードなど必要な項目を記録しておくのも一つの方法です。また、身の回りの整理をするのも終活の一つです。長年使っていない物や、もう使う予定がない物があるときは、足腰が元気で動き回れるうちに処分して、身の回りの物を少なくしておきましょう。
もしも身の回りの物を整理する中で、思い出の品を見つけて処分に迷ったときは、無理にその場で処分する必要はありません。まずはダンボールに入れて保管しておき、ゆとりがあるときに後からゆっくり考えてから処分すれば、後悔することがありませんし、スムーズに作業を進めることができます。